Pythonプログラミングに必要なものは、
- Cygwin
- Pythonディストリビューション
- コードエディタ
です。
前回はPythonディストリビューションの1つであるAnacondaをインストールし、動作確認を行いました。
今回はコードエディタを準備していきます。
コードエディタのインストール
これからコードエディタをインストールするわけですが、なぜOSに標準で搭載のメモアプリやテキストエディタを使わないのでしょうか? 別にメモアプリで頑張ってもよいのですが、プログラミングは特殊な言葉・文章の集まりのファイルと考えれば、次のようなメリットが挙げられます。
- プログラミング言語ごとのファイル拡張子に対応している
- プログラミング言語ごとの構文が提案される(ものもある)
- ミスやバグを発見しやすい
- 効率的な開発をサポートする
- コーディングの質を向上させる
特に括弧やセミコロンの付け忘れなどのしょうもないsyntax error(構文間違い)が格段に減らせるのは大きいでしょう。また変数や関数、クラス定義などが膨大になったとき、検索したり追跡したりするのも容易です。
今回はVisual Studio Codeを使ってみます。好きなエディタを用意すればOKなのですが、よく使われるAtomは開発が終了しているようなので注意。
まずはVisual Studio Codeの公式webサイト(https://code.visualstudio.com/)にアクセスしましょう。

右上のDownloadをクリックして、自分のOSに合ったバージョンを選びます。

インストーラを起動すると、このようなセットアップウィザードが立ち上がります。どんどん進めていきましょう。

インストール先フォルダをメモしつつ、パスは自動で設定してしまいます。

無事インストールできました。

初期設定
ここからはVisual Studio Codeの初期設定を行います。カラーテーマは好きなものを選びましょう。

Python用の拡張機能をインストールします。EXTENSIONSの検索ボックスでPythonを検索するか、POPULARのリストからPythonを選びましょう。

Installをクリックして拡張機能をインストールします。

エディタの基本機能の設定もこだわりがあれば変えておきましょう。最初はデフォルトのままで、使っていくうちに色々カスタマイズするのもいいですね。

エディタ全体の日本語化を行います。EXTENSIONSで日本語パックを検索し、インストールしておきましょう。

無事日本語化されました。

これでPythonを始める準備は整いました。
次回、Visual Studio Codeを動かしてみます。続く!